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「帯津良一の達者で生きる」5/14放送内容 がんの心理療法その1

「帯津良一の達者で生きる」5/14放送内容 がんの心理療法その1

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5/14の放送は、「がんの心理療法その1」

がんの治療に効果を上げるのには心が密接に関係している。

駒込病院にいた頃にも既に精神腫瘍学というものがあって
その道の権威がやって来てはいたが、
元々、帯津先生は外科の医者なので、
がんを治すのは手術だと思って来た。
患者さんの気持ちに思いを寄せるなどは考えた事もなかった。

川越に中国医療を含めた自身の病院を作った時には
やはり心の重要性を感じていたので、
サイモントン療法を日本に紹介した斉藤氏に協力をしてもらい
心の養生も治療の一環として行ってきた。

スタートして始めの頃は、
明るく前向きな人は病状も良い方向になると思っていたが
それは人間の本来の姿ではないのではないかと思うに至った。

人の本性は「かなしみ」で出来ている。
前向きな姿は仮の姿でしかない。

なので、いかに、この「かなしみ」を理解しあい、敬い合い、
患者と医療者が心を寄り添い合えるかが大事なところ。

しかしながら、20年経った今でも
なかなかわかって貰えてはいない。


詳しくは番組を聞いてみてくださいね。

5/14 9:15~ (再放送 5/17 9:15~)
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タグ:帯津良一