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「帯津良一の達者で生きる」3/24放送内容 帯津流養生訓:家業に励むのが養生 

「帯津良一の達者で生きる」3/24放送内容 帯津流養生訓:家業に励むのが養生 

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3/24の放送は、「帯津流養生訓:家業に励むのが養生」

今日も貝原益軒の養生訓の話。

初めて読んで一番惹かれたのが
「養生とは家業に励む事」

貝原の時代は江戸の元禄の頃。
時代としては世の中が安定していた頃。

なので、仕事といえば家の仕事を継いで行くことが一番多かったと思う。

一日中汗水たらして働くというのがどんなにいいか。

帯津先生は毎日
医者としての仕事、講演、執筆と忙しく働いている。

忙しくないと晩酌が美味しくない。
毎日、晩酌を目標に一日を組み立てていて
やり残しがないようにせっせと働く。

休みが嫌い。
一番嫌いなのが
暮れから正月の休み。

病院は暮れの30と31日
正月の1、2、3日が休み

元日は家に帰れずに残っている患者さんがいるので見舞いかねて働く。
この日以外に休みが4日ある。

なので、たいていどれか一日は働く事にする。

家業に励む事は
ご先祖様に感謝して
ご先祖様が残した仕事をしっかりやって
現代の世の中の人に喜んでもらうこと。

養生としてはこの上ない。

仕事には仕込みの時間がある。
これが養生だと思う。


患者さんが現れる頃には
万端整っていて
最高の事が提供できる環境を作らなければならない。

手術の時は
病院で朝ごはんを食べて
回診して
何の思い残すところなく手術に専念できる。

仕込みの時間を大事にしてきた
眠気も全くない。

手術室に時間ぎりぎりに滑り込んでくる医者は大嫌い。
どんなに技術的に優れていたとしても頂けない。

気持ちの問題。

今も2時半に起床して
3時に家を出て
3時半には病院に入る。

それからずっと仕込みをして
8時半になると
目の前の患者さんに全力を注げる。

これが私の生き方。
貝原の家業に励みなさいというのを最初に好きになった理由。

こういう事をさらりと言う人は粋な人。
今でも大好きな言葉。

詳しくは番組を聞いてみてくださいね。

3/24 9:15~ (再放送 3/27 9:15~)
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タグ:帯津良一 ホリスティック 養生訓