「白川太郎の実践!治るをあきらめない!」5/15放送内容 「アトピー性皮膚炎にBCGの効果その2」
5/15の放送は「アトピー性皮膚炎にBCGの効果その2」
BCGの摂取でアトピー性皮膚炎が良くなるという仮説が成り立つ事を
集団調査で実証する必要がある。
10年前までは
0歳でBCGを摂取。
小学一年と中学一年でツベルクリン反応が陰性だった人にはBCGの摂取が行われていた。
そこで、全国の中学校に片っ端から電話を掛けて
調査依頼をしたが、
全部断られた。
アレルギーがある人だという証明をするためには血液を採取する必要があったのだが
全ての校長は、PTA等からの批判を懸念し断ってきた。
そこで、伝をたどったところ
和歌山の日赤病院が協力をしてくれることに。
調査&解析をしたところ
予想通り
BCGを打って、ツベルクリンが陽性になった人は
アレルギー反応が下がるという結果が出た。
BCGが有効だということがわかった。
そこでサイエンスに論文を出し、
素晴らしい論文だと認められ
1997年1月に掲載され、全国放送のTVでも報道された。
その後、さらに実験を加え
2000年、京都大学に教授として戻った時に
日本BCGという会社と厚生労働省に臨床治験をやらせて欲しいと陳情に行ったのだが
残念ながら断られてしまった。
BCGはワクチンであり
ワクチンは臨床試験はしないとなっているから出来ないというのが理由だった。
そこで、白川先生はBCGと同じようにTH1反応を誘導するものはないかと考え
腸内細菌に目をつけることにした。
詳しくは番組を聞いて下さいね。
5/15 9:50~ (再放送 5/16 9:15~ )
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