「安保博士の謎解き免疫塾」12/30放送内容 橋本病と妊婦・第二子不妊
12/30の放送は、「橋本病と妊婦・第二子不妊」
橋本病(自己免疫性甲状腺炎機能低下症)
中学生の頃から甲状腺ホルモン剤を服用している。
ホルモン値は正常。妊娠には問題ないと言われているが
なかなか妊娠しない。不妊症ホルモン検査は正常範囲。
このまま様子をみていていいのか?
一般には、原因不明の難病とされているが理由はハッキリしている。
甲状腺は興奮を支えるホルモンを出すところ。
興奮することを続けていると甲状腺が疲弊してやがて橋本病となっている。
中学生の頃というと
受験勉強や遊び、テレビ、ゲームなどで
深夜まで起きているなど体を痛めつけるような
負担をかけた生活をしていた可能性が高い。
なので、生き方の無理をやめてホルモンが出るような生活にすれば
甲状腺は余力があるものなのでほとんどは良くなる。
この相談者の場合ホルモン値が正常とあるのでダメージは大きくはない。
甲状腺機能低下症は低体温を招くので、妊娠しにくくなる。
不妊の原因は低体温が多い。
忙しすぎ、心配事抱えて、運動不足、筋肉不足などで低体温。
お風呂に入る、ちょっとした運動などで体温を上げていけば
妊娠が可能になると思う。
35歳女性から、第二子不妊の相談。
第一子は自然に妊娠したが
第二子がなかなか妊娠できない。
原因は何か?
現代社会は便利になって、筋肉をあまり使わなくて生きていけるようになった。
現代人の低体温は筋力が足りない事が大きい。
女性の間では、ヨガや太極拳など体を動かす趣味が流行っていて
血色が良くなって、すぐに0.5℃~1℃くらい体温が上がるので
妊娠できるようになる。
相談者も筋力が足りているかどうかから考えてみるといい。
鍼灸治療師の内野孝明氏からは......。
ばせどー氏病や橋本病など甲状腺異常の病気は
体の外側の治療としては、頚椎のゆがみを治す事をする。
頚椎のゆがみをとるのには首枕がおすすめ。
バスタオルなどをぐるぐる巻きにして
紐や輪ゴムでまとめ、寝る時に首の下に入れて使う。
同時に腰枕も。
徐々に腰、首の緊張がとれて全身の健康がよくなる。
二人目の不妊の原因としては
育児ストレスがある。
自分の思うような生活が出来ない事が関係。
食事のバランスが悪くなり、
子どもと甘い菓子を食べることが増え体調が変化。
年齢と共に体質も変わる。
体温も低下。
お腹をカイロなどで温めたり、灸で下腹部に熱を加える治療も効果的。
妊娠しやすいツボはおへそから7~8cm下にある神闕(しんけつ)。
ここにお灸をする。
温灸器などがあれば両足の付け根、素頚部の拍動を感じる部分の少し下にある気衝というツボも加えて三箇所を毎日15分温める。
不妊のもう一つの原因は賢気の不足。
賢気とは生命力、気力の源。男女とも強くある事。
賢気を強くするには夜更かしをしない事が大事。
男女とも、体を温める飲食物、和食中心の食生活にする。
衣類も流行の化学繊維の温かい素材に頼ってばかりではなく、
綿やシルクなど自然素材を。
下着や生理用品は特に気をつける。
詳しくは番組を聞いてみてくださいね。
12/30 9:15~ (再放送 1/3 9:00~)
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