「西東京歯科医師会 先生のいろいろな話」 17年2月23日 第11回の放送は吉岡重保先生のご出演です!
「西東京歯科医師会 先生のいろいろな話」 17年2月23日 第11回放送
みなさんは"歯の健康"大事に思って生活していますか?
毎月第4木曜日、西東京市歯科医師会のさまざまな先生に
月がわりでご出演いただき、私たちにとって大事な
"歯の健康"に関する 様々な話題をここFM西東京からお届けします!
第10回目の放送は西東京市歯科医師会の
吉岡重保先生にご出演いただきました!
先生は開業して45年。ひばりが丘駅のすぐそば、
ひばりが丘入り口のバス停前です。吉岡歯科医院は
3月27日でオープン45年を迎えます。
長く長く西東京市を見続けていらっしゃいます。
またアンチエイジング歯科学会の理事としても活躍、
歯科を通じて健康寿命を延ばすという事を
考えていらっしゃる先生です。
お話しは"オーラルフレイル"についてから。
フレイルとは病気未満、すこやかな人が体力が落ちてきている
状態の事で、その人の努力次第で健康になれるという状態です。
早く気がついてフレイル状態を脱出できれば良いのですが、
もう少し悪くなって要介護状態になってしまうとフレイル状態にも
もどれないというお話しでした。
フレイル状態になる信号を5つ、吉岡先生に挙げていただきました。
①体力の減少→原因がないのに1年間に2、3kgの体重の減少がある事。
②つかれやすくなる→前より疲れやすいな、とよく感じる
③筋力の低下→2リットルのペットボトルを運ぶのがつらくなってきた
④歩くのが遅くなった→横断歩道を渡るとき青信号で渡りきれない
⑤活動性の低下→食事に行きましょう、等と誘われても断ってしまう
このうちの3つ以上当てはまるとフレイル状態にある、という事です。
歯の中のフレイル、"オーラルフレイル"で言うと口の機能が
低下する→たべこぼしや歯槽膿漏、滑舌が悪くなる、
歯槽膿漏になってしまう→食べられないものが増えてくる。
これらの問題がでてくると体にも影響があり、はやりフレイル
状態にあるといえます。
フレイル状態を解決するために必要な事は、
①口の中の状態をチェックする事
②健康の維持、食事におけるお肉の摂取
③運動をする事
④社会参加をする事→仕事をする、他人と会うこと。
⑤運動→何も運動しないと筋肉はすぐ落ちる。
2週間で7年分も筋力は落ちてしまうそうです!
体の変化をチェックするのに
わかりやすいのが「指わっかテスト」
(画像は本来ちょっと違うのですが、、イメージです。)
親指と人差し指を結んでわっかにする。
それを自分のふくらはぎの一番ふといところに当てる。
指がつかないと大丈夫。ついちゃうと黄色信号。
(筋力が衰えているという証拠だそう。)
詳しくはこちらをご覧下さい。
そして先生が是非推奨したいという「あいうべ体操」
あ、い、う、べ をそれぞれ口を思い切り開いて発声する。
1回につき10日発声、それを朝昼晩の3回やれればとても
良い、というお話しでした。
自分の容姿の管理、生活を管理、寿命を管理する事。
抽象的なことばかりですが自分の健康に注意を持つことがとても大事な事と
仰っていました。
思い立ったら吉日!大切なのはまず自分でやってみること。という事で
あいうべ体操、皆さんもやってみましょう!!