『食・農・森』(食べる・作る・育む)~東大生態調和農学機構から 19年1月8日 第42回のゲストは宮下直さんです!
『食・農・森』(食べる・作る・育む)~東大生態調和農学機構から 第42回放送
田無駅から徒歩10分もかからないところに
30ヘクタール以上の耕地や森林が拡がる東大生態調和農学機構。
ここでは食料生産の効率化だけでなく、
地球環境を改善し私たち人類の生存を持続させるための
研究が行われています。
先端研究・教育の施設で、かつ一般開放もされているこの機構について、
現場の先生方や職員の皆さんが登場してお話をしてくださいます。
今回は、東京大学農学生命科学研究科・生物多様性科学研究室 教授 宮下直さんにお越しいただき、お話を伺いました。
長野県で生まれ育った宮下さん。当時はお父様の趣味の影響でご家庭には生物図鑑が多くあったそう。
図鑑を読んで知った虫を野山に出かけ実物を見る。
その出来事に感動を覚えたとご自身のルーツについて穏やかに話してくださいました。
これまでの経歴のなかで、田無の演習林によくいらっしゃったのは1990年前後。
生態系についての報告書も出していらっしゃるそうで、当時のお話もしていただきました。
その頃は、蝶は40種類ほど、蜘蛛は100種類ほど存在していたんだそうです。
東京都内において、都心からもほど近いこの環境でもこれだけ豊かな生態系に恵まれていたんですね。
放送内では今取り組まれている研究分野のお話、今後のお話もしていただきました。
地域行政、一般の方々も巻き込み、研究をフィードバックしていきたい、それを地域振興に活かしていきたいという想いもお聞かせいただきました。
詳しくはポッドキャストでお聞きください。