「石原新菜の温め美人レディースクリニック」8/21 西洋薬と漢方薬
8/21の放送は、「西洋薬と漢方薬」
西洋医学の薬と漢方薬の薬、どう違うのか。
西洋医学の薬は化学から発展したもの。
1+1=2のように絶対なもの。
細かく、どの成分が何に効くのか証明されている。
一方、漢方薬は、この生薬とこちらの生薬を組み合わせるとこの症状に効くという経験値を
何千年も積み重ねたもの。
現代に至っては、科学的に証明が進んでいる。
抗生物質の登場によって
感染症で死ぬ人が大幅に減り、
西洋薬の開発が飛躍的に進んだ。
両者の違いの大きいところは
高血圧の人であれば、西洋医学では皆、同じ薬を出すが、
漢方では高血圧になっている原因を探り、その原因によって違う薬が出されるオーダーメイド型となる。
なので、同じ高血圧の症状でも人によって違う漢方薬が出される事になる。
また、証といって、その人が体力がある人と無い人、冷え性であるかないかによっても出される薬は異なる。
バランスを元にもどすような処方がされる。
ただし、この証の見立てを間違えると副作用が出て危険な事となる場合があので注意が必要。
西洋薬も化学で合成された自然界にないものなので
体が異物と認識して攻撃体制になるため交感神経優位となり
さまざまな副作用も出る。
また、薬局で買えるような市販の漢方薬は見立てを間違えて副作用が出ることを懸念して
弱めに作ってある。
ちゃんと効く物が必要な時は医者で処方してもらえばよい。
証に比較的左右されない漢方薬は
葛根湯、小青竜湯、五苓散などが代表。
詳しくは番組を聞いて下さい。
8/21 9:15~ (再放送 8/21 13:00~ 8/23 12:30~)
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