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「帯津良一の達者で生きる」11/12放送内容 ベルクソンについて

「帯津良一の達者で生きる」11/12放送内容 ベルクソンについて

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11/12 の放送は、「ベルクソンについて」

フランスの哲学者、アンリ・ベルクソンといえば
「エラン・ヴィタ-ル 生命の飛躍(生の飛躍)」の考え方が有名である。

人間が健康で人生を全うするのには
生命の躍動が大きな役目を果たしている。

人間ドックの数値が良いことでは健康といえるのか。
生命の内側にいつも煮えたぎるものがあるのが健康だと思っている。

医療をやって行く上で大事な考え方。

もともとはダーウィンの進化論に異を唱え
生命の躍動を持ち出してきた。

分析的な医学に批判をした。
もっと直感を大事にする。
生命の躍動を中心とした
人間まるごと医療を見ていくことを提唱した。

みる目があったと思う。
自然淘汰と適者生存は考え方としては正しいが
それだけでは弱いとした。

進化を述べる時に
もう一つ生命を生命たらしめている内的衝動力のようなものが
高等な生物の方に進化させる
ぐいっと後ろから押していくものがあるはずだと。

これを書いた著書「創造的進化」でノーベル文学賞を受賞した。
哲学者がノーベル文学賞をもらうのは珍しく
この考え方を指示する人がいかに多かったかを物語っている。

ここにベルクソンの価値がある。

ベルクソンの後をついだフランスの哲学者、ジョルジュ・カンギレムは
病によって人が脅かされるのは
一つ一つの臓器の働きではなく、
人間丸ごとの生の歩調が脅かされるからであるとしている。
人間の生きていく尊厳ということ。

一つ一つの臓器にこだわらず、
人間丸ごとをみていくことが大事とした。

さらに後を継いだミシェル・フーコーは
医療に科学が持ち込まれたことは失敗だったとしている。

医学は科学だが、
むしろ医療に科学は必要ではない。

患者を中心として友人や医療者、家族など多くが集って
場のエネルギーを高めながら、
患者さんは病を克服し、他の当事者もいやされていく。
コレが医療。

科学が入り込む余地はない。
科学は医療の効果を上げるために後方にあって、
食料や武器を運び込む医学に必要なのであって
医療には必要ではない。

こうして、ベルクソンに発した考えが
フランスの哲学者によって次々と継がれていっており、
ホリスティック医療、健康を考える上では
ベルクソンの名前は忘れられないものがある。

ところがベルクソンに異を唱える人が出て来た。
政治家で哲学者、南アフリカのジャン・クリスチャン・スマッツ。

生命の躍動などとあいまいな事ではなく、
もっと宇宙の進化を推し進めるような明らかな力があったのではないかとした。

ベルクソンは1859年生まれ。
ダーウィンが進化論を唱えた年。
スマッツは1970年生まれ。
殆ど同時代にドラマがあった。

詳しくは番組を聞いてみてくださいね。

11/12 9:15~ (再放送 11/15 9:15~)
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タグ:帯津良一