「石原新菜の温め美人レディースクリニック」11/27
11/27の放送は、「温め効果が高い生姜はどれ?」
20代女性から。
生姜紅茶に入れる生姜はチューブ入りのでも大丈夫?
生姜は生、蒸し、乾燥とあるが温め効果が高いのはどれ?
一番温め効果が高いのが蒸して乾燥してある蒸し生姜。
漢方では「乾姜」(カンキョウ)という。
二番は干しただけの生姜。
漢方では「生姜」(ショウキョウ)という。
体を温める成分ショーガオールは
乾燥させると3倍の効果アップ。
蒸して乾燥させると10倍になる。
ショーガオールは体の中心から温める成分。
一方、生の生姜に多いジンゲロンは。
体の表面の血行を良くさせて
汗をかきやすくさせ、熱を逃がす効果がある。
なので、生の生姜を取りすぎると体が冷えるとも言われていたのは
この作用の事で、体表の熱を奪う効果のこと。
ジンゲロンはその他に、
殺菌作用、免疫を高める作用もある。
冷えている人には蒸し生姜が一番向いている。
チューブでもいいが
出来れば蒸し生姜を利用する。
作り方は簡単。
皮のまま、スライスして
100℃のオーブンで、1時間~1時間半熱する。
オーブンからそのまま出しておくと翌日にはパリパリに乾燥しているので、
フードプロセッサーなどで粉にする。
利用方法は
紅茶、蕎麦、味噌汁、鍋、トーストに蜂蜜と一緒に塗る、クッキー、ワイン、焼酎などなど
何に入れてもいい。
生より辛くないので使いやすい。
しょうがの種類は何でもいいが
こだわるのであれば
金時生姜がよい。
詳しくは番組を聞いて下さい。
11/20 9:15~ (再放送 11/20 13:00~ 11/22 12:30~)
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