「帯津良一の達者で生きる」 5/26放送内容 養生訓:呼吸法
5/26の放送は、「養生訓:呼吸法」
養生訓の中から、呼吸法についての話。
呼吸は生命を維持する生理運動で
無意識にしているが、
呼吸「法」とすると
意識して行う事となる。
生理現象の中で意識と無意識の両方が出来るのが呼吸法。
呼吸法は古来養生の方法として洋の東西を問わず伝えられてきた。
貝原も「呼吸は人の生気である」
「体内の気は天地の気と同じく内外と会い通じる」
命は体の生命場のエネルギー。
環境の場の一部。
環境の場を拡げていくと虚空に通じる。
虚空は何千もの宇宙を抱えている大いなる空間。
体の中の命「soul」。
虚空の命は「spirit」と分けてもよい。
大いなる命がspiritで
その一部が体内に宿ったのがsoul。
意識して体内の濁気を外に出し
天の清気を体に入れるのが呼吸。
貝原の呼吸法は
大の字になって寝る。
吸う時に体を柔らかくして、
下半身の力をみなぎらせながら吐く。
白隠善事がやっている呼吸法と同じ。
(内観の法)
貝原の方が白隠善事より前の人なので
白隠が貝原のを取り入れてやったのではないか。
調身調息調心。
吐く息を大事に。
現代の緊張しがちな毎日だとどうしても交感神経に偏るので
バランスを取り戻すのが呼吸法のいいところ。
どんな事が起きても対応出きる心を育てることが出来る。
これが
貝原益軒、白隠善事、カールベッカー共々
呼吸法の狙っているところとして一致している。
詳しくは番組を聞いてみてくださいね。
5/26 9:15~ (再放送 5/29 9:15~)
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