「帯津良一の達者で生きる」6/30放送内容 「養生訓:調味料の話し」
6/30の放送は、「養生訓:調味料の話し」
貝原益軒は調味料を正しく得られなければ食べるなとも言っている。
「聖人その醤(あえしお)を得ざればくひ給わず」
醤(あえしお)とは、ひしほ(なめ味噌)にあらず、
醤(あえしお)は、塩、酒、醤油、酢、蓼(たで)、生薑、わさび、胡椒、芥子、山椒などのこと。
帯津先生は唐辛子が好きで
例えば白菜の浅漬けを細かく切ったものに
山ほど唐辛子をかけてご飯を食べるのが大好き。
もう他に何もいらないくらい。
職員食堂で他のみなさんは日替わりの食事を摂るのだが
帯津先生は栄養課の課長に好きなものをオーダーしている。
また帯津先生は塩分が好き。
(あくまでも個人的な自分の好みとして)
大学生の時、早くに結婚した友人が大学近くに住んでいて
夜遅くに帰れなくなると
転がり込んで泊めてもらっていた。
その時、よく朝ごはんに出てきたのが
塩で固めたような塩鮭だった。
これが旨くて忘れられない。
今でも時折、栄養課の課長に
「塩鮭が食べたい。」とリクエストをすると
2~3日後には塩で固めたようなしょっぱい塩鮭が登場する。
塩分が好きな人では仏教の専門家鎌田茂雄さん。
鎌田さんの行きつけの渋谷の居酒屋では
女将さんが豚の脂身を串刺しにしてくるくると回しながら焼いて
脂身がじりじりとしてきたところに、
荒塩をぱっぱとかけて食べる。
これが旨い!
もう1人、塩分が好きな人では五木寛之さん。
ある時、帯津先生は五木さんから「塩分は制限しなくていいんだろう?」と質問され
「あぁどうぞ、お好きなだけ」と答えたら、
ある時テレビで
「俺は塩分は制限ナシで食べている。
俺が信頼している帯津先生もいいと言っている」と宣言したらしい。
それを見た知り合いの医者が
「帯津さん、あれはまずいよ」と忠告してきた。
五木さんも誰かから言われたらしく
塩分の話しをしたのはこの時だけだったらしい。
だけれども旨いものは間違いなく旨い。
これからも、ぱっぱっと振って食べようと思っている。
詳しくは番組を聞いてみてくださいね。
6/30 9:15~ (再放送 7/3 9:15~)
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