「安保博士の謎解き免疫塾」6/8
【明日の予告】
6/8の放送は、「少食の害 食べても太れない」
60代の方からの相談。
年と共に少食に。
朝は味噌汁、果物、お茶くらい
昼も夜も軽めで丁度よい。
栄養失調にはならないのか?
食べ過ぎの害はよく言われるが
少食の害は無いのか?
安保先生からは...
年をとると共にエネルギーの作り方が変って行く。
ミトコンドリアにシフトしていく。
子どもの頃は糖分を分解してエネルギーを生成するので
エネルギー効率が悪く、
10時のおやつ、3時のおやつとすぐに補給が必要となる。
大人は3食でいい時期、
60代過ぎると少食が健康法になる。
この人のようにゆっくり少食に自然に移行すると
栄養失調にもならない。健康維持できる。
低体温の人だと栄養の転換がうまく行かなくて
栄養失調になる。
体の不調がない人は少食で充分。
慣れてくると2食や1食で良くなる。
少食が生理的にプラスになるのは60代以降。
それまではそれなりにたくさん食べて少し小太りくらいで
ばりばりと仕事をする時期。
あまり無理して青白いとか疲れが残る元気がないのは行きすぎ
体温が維持できればかなり少食でも健康維持できる。
元気がなく不活発で体温が落ちると病気の傾向が出る。
脇下で36.5℃。±0.5くらいの範囲ならば健康維持できる。
30代男性から相談。
170cm 50㎏
食べても太らない。
神経質な性格。胃痛、風邪引きやすく頭痛も。
健康のためにはもう少し太った方がいいのか?
安保先生からは...
体形は遺伝的な傾向がある。
この体形でたくさん食べたら具合悪くなる。
体のことは体に任せる。現状でよい。
ただし、体調の不良が出てきたら体を鍛えて筋力をつけた方がよい。
やせっぽちでも健康な人はいくらでもいる。
体を鍛えていればやせっぽちでも健康。
鍼灸治療師の内野孝明氏からは...
少食健康法は世の中の健康法で一番難しい。
少食はただ少なく食べれば良いのではなく
少食になればなるほどその質が大事となる。
老人の栄養失調が増えている。
同じようなものばかり食べて栄養が不足している状態。
生きたもの。全体を食べることが大事。
玄米、豆、生野菜など食べる直前まで生きているもの。
めざしなど頭から尻尾まで全体を食べられるもの。
腹八分目に医者要らず
腹六分目に疲れ知らず
腹四分目に老い知らず
40代~70代に少食健康法にチャレンジするのが苦しくなく無理のない時期。
一方、食べても太れない人がいる。
時々テレビで見かける大食いの人の中には
腸内細菌の善玉菌が多く、消化時間が大変早い人がいる。
詳しくは番組を聞いてみてくださいね。
6/8 9:15~ (再放送 6/12 9:00~)
PCではこちら、http://842fm.west-tokyo.co.jp/
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