「帯津良一の達者で生きる」7/28放送内容 「氣の話」
7/28 の放送は、「帯津流養生訓:氣の話」
今回も養生訓の中から解説を。
養生訓の中では
「真氣を丹田に集めよ」と書かれている。
帯津先生は氣についてしっかりと勉強をしようとした時期がある。
日本の本を沢山読んでみたが
「氣は生命の根源物質である。」と
中国書物にあるものを一歩も出ていない。
割合読み応えのあるのは
黒田源治「氣の研究」と東大出版会の「氣の思想」
どちらも読み応えある。
結論から言えば「気は生命の根源物質」であり
これ以上、氣に関しては深入りしないとしていた。
ある時、丹田呼吸健康法の村木弘昌さんが
北京大学で講演を頼まれたので
帯津先生も一緒にと頼まれ、
北京大学に同行する事となった。
帯津先生は村木先生の前座として話すこととなり、
中国と西洋医学両方を活かしたがん治療について話すこととなった。
話をしたあと、学生からの質問が出た。
「帯津先生、氣に対する見解を聞かせてください」
しばらく氣については考えていなかった帯津先生だが
昔を思い出しながら
「氣はエントロピー増大の法則の反対に進む。
物事に秩序を与える何かである。」そう言った。
質問をした学生は頷いて座ったので
帯津先生としては危ない橋を上手く渡れて難を逃れほっとした。。
その後氣とエントロピーの関係の勉強を始め
その頃、エントロピー学会の会長だった槌田敦さんと「氣とエントロピー」という対談の本を出す事となった。
詳しくは番組を聞いてみてくださいね。
7/28 9:15~ (再放送 7/31 9:15~)
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