「帯津良一の達者で生きる」12/4放送内容 「貝原益軒の養生訓その1」
12/4の放送は、「貝原益軒の養生訓その1」
貝原は江戸時代の優れた養生家である。
江戸時代に80歳を超えて生きているので彼の養生訓には説得性がある。
彼の養生訓は、ただ無病長寿を求めるのでなく、
人間の生き方を求めた。
儒学が基本となっている。
一つに中庸という考えがある。
過不足が無く、真ん中を守って行く。
人間が行きて行く上での基本姿勢。
また、家業に励むように説いている。
家業に励むことは
操業をした祖先に畏敬の念を持ち
準備を怠らないことでもある。
帯津先生は
駒込病院で外科医をしていたころには、
9時の手術に際しては7時には出勤をしていたそうです。
先ずは入院患者の診察をすませ、
心の準備と手順を整えていた。
お酒に関しては、
「お酒は天の美禄なり」として飲みすぎてもいけないとしている。
主は客に酒を無理強いしてはいけないが
客は、それに甘んじてはならず、
いつもより沢山呑んで主の好意に応えなければならない。
そうすることで二人の共有する空間のエネルギーが高まり
二人の内なる命のエネルギーも増して行く。
時代を超えて語り伝えたい養生訓。
詳しくは番組を聞いてみてくださいね。
11/27 9:15~ (再放送 11/30 9:15~)
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