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「白川太郎の、実践!治るをあきらめない!」7/10放送内容 アトピー性皮膚炎の治療薬、亜鉛軟膏について 

「白川太郎の、実践!治るをあきらめない!」7/10放送内容 アトピー性皮膚炎の治療薬、亜鉛軟膏について 

7/10の放送は「アトピー性皮膚炎.の治療薬、亜鉛軟膏について」

アトピー性皮膚炎の治療薬である、亜鉛軟膏について教えて欲しい。

白川先生が大学を卒業した頃には既に亜鉛軟膏は使われていた。

亜鉛が皮膚から減ると何らかのバリア機能が落ちたり
水分の貯留が出来なくなるなどが知られていたが
データーとして立証はされていなかった。

白川先生は5~6人の患者さんから皮膚組織を取って
特別な機械にかけて光と同じスピードで粒子を回転させて
どういった元素があるかを判定した。

すると、全員亜鉛が減少していることがわかった。
ひどい人では正常な人の半分以下であった。

亜鉛がないと水分を保つ物資の蓄積が低く乾燥肌となってしまう。
するとバリア機能が衰えてアレルギー物質が肌の深層部まで到達しやすくなり
アトピー性皮膚炎になりやすくなる。

そこで亜鉛軟膏を塗布したところ3人は劇的に良くなった。
しかしながら2名においては
亜鉛の減少以外に他の原因があると思われ
改善はさほど見られなかった。

亜鉛を長く使用することのリスクは、
多量に長期において使用する場合は
定期的に毛髪検査をした方がよい。

また、亜鉛を取り出す際に、水銀など他の重金属も混ざってしまう場合があり
いい加減な製品を使ってしまうとリスクが高くなる。

食べ物での亜鉛の摂取は
それだけ単体で摂っても体に吸収はされにくいため
例え毎日牡蠣を食べたとしても
その分が全部体に入らないので
サプリメントのようなものもあるが、
軟膏として使った方が効果が高いと思われる。


詳しくは番組を聞いて下さいね。

7/10 9:50~ (再放送 7/11 9:15~ )
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