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総持寺
思い出ラジオ
2015年8月14日「花便り」

2015年8月14日「花便り」

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終戦記念日前日、8月14日の「花だより」は、パーソナリティ山田訓子さんに1945年の引き揚げやその後のお話しをしていただきました。

2015年8月14日。終戦記念日の前日の「花だより」は内容を変更して、
パーソナリティ山田訓子さんに1945年の引き揚げや戦後の
お話をしていただきました。

「映画にもドラマにもならない市民がどんな思いをしてきたか


山田さんは敗戦時7歳。そのとき韓国で暮らしていました。
この日を境に暮らしに天地ほどの変化があったといいます。

敗戦は韓国の安東(アンドン)の郊外にお祖父さんが拓いた
農場で8月16日に知った事。
農場には数百人の現地の方々が集まって、自由になったと喜んでいた事。
(暴動はまったくなかった事。)

小さいころから一緒に遊んだ犬デンとの悲しい別れ。

貨物船で渡った大荒れの玄界灘。
命懸けで帰ってきて見た、広島のがれきの山。

生死不明だった父親の帰還。シベリアの収容所の話。

49年経って訪れた韓国での感動的な体験。


自然災害では人は亡くなる事はあっても人は殺さない。
あれから70年たっても色褪せない戦争の恐ろしさを、
自らの体験をもって私たちに伝えてくれています。

是非、お聞きください。
(音声の著作権の関係上、一部をカットして配信しています。
ご了承ください。)