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『食・農・森』(食べる・作る・育む)~東大生態調和農学機構から 16年6月14日 第11回の放送は樋口洋平助教です!

『食・農・森』(食べる・作る・育む)~東大生態調和農学機構から 16年6月14日 第11回の放送は樋口洋平助教です!

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『食・農・森』(食べる・作る・育む)~東大生態調和農学機構から  第11回放送

田無駅から徒歩10分も掛からないところに
30ヘクタール以上の耕地や森林が拡がる東大生態調和農学機構。

ここでは食料生産の効率化だけでなく、
地球環境を改善し私たち人類の生存を持続させるための
研究が行われています。

先端研究・教育の施設で、かつ一般開放もされているこの機構について、
現場の先生方や職員の皆さんが登場してお話をしてくださいます。

第11回の放送は、樋口洋平助教をお招きしました!

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樋口先生は新潟県十日町市出身。
大自然に囲まれた雪深いところで生まれ育ったそうです。
茨城県にある筑波大学で生物学を学び、
大学院ではアサガオの花芽形成(つぼみの元になるものを作る)を研究。
2014年から東大農場に赴任して、現在は弥生キャンパスを拠点に研究をされています。

花芽形成とは・・・
植物は葉っぱをどんどん作って大きくします。
ある一定の大きさになったり、良い環境になったときにつぼみのもとになる
花芽をつくります。それが発達、開花して結実して果実が実る。

葉っぱを作るか花を作らせるか、その切り替えの研究が
花芽形成の研究との事。
植物の先っぽを観察して
花芽と葉っぱの切り替わりを探っていらっしゃるそうですよ。
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大学時代は朝顔の研究をされていました。
朝顔は夜が長くなると花芽をつけるそうです。
この朝顔、大変すごい能力をもっているそうで、一回だけ長い夜を
与えてあげるとあとはずっと光をあててもつぼみがつくそうです!

花を作らせるホルモンのようなものがその一回だけの夜に
作られているので、その後の夜の時間が必要なくなるとの事。
そういう朝顔のもっている特殊な性質の研究をされていたそうです。

農水省の研究所時代には菊の研究を。
菊も朝顔とよく似ていて、夜を長くすると一斉に花芽をつけて開花する。
一年中好きな時期に咲かせることができるそうです。
だからお墓参りに行っても菊はいつでもあるのだそうですよ。

花が大好きな樋口先生。花屋の店先でもこの花の品種は何かな、
とよく見てしまうそうです。

スタジオにも菊と、東大農場でもらってきてくれた大きなハスの花
を持ってきてくださいました!
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大賀ハスという品種で、2000年~3000年前の
地層から発掘させて発芽したハスです!
太古の昔に生えていたものとほぼ同じなんですって。

これでも鉢栽培のものなので、
池に生息しているものだとさらに大きくなるそうです。
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先生はこのハスについても研究をされています。
300種以上の品種のハスの、次々と花を咲かせる品種、
一年にときどきしか咲かない品種、どういう遺伝子の違いによってそれぞれの
ハスにそんな違いが生まれてくるのか、という事を調べていらっしゃいます。

最近は機械の能力がとても良くなってきているので、
次から次へとその辺に生えている草のゲノム解析もできなくはない
時代に来ているそうです。

実際に実習の場がある東大農場に関しては、すごく大事な事だと
おもっていらっしゃるそうです。なんでも自分で調べてしまう学生さんたち。
ただ実際に植物に接してみるとぜんぜんわからない事だらけ。
現場で育てて汗水をたらして得られるものがある東大農場はすごく
大事な場所だとおっしゃっていました。

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まもなくハスも見ごろになる東大農場。
生態調和農学機構ではハス見本園を一般公開しています
6月21日から7月22日の間、
平日火曜日から金曜日の9時から11時まで無料解放。
門が空いているのでふらっと入ってすぐに見れるそうです。
(月曜日は締まっているそうです。ご注意を!)


7月23日(土)は早朝7:30から11:30まで一般公開。
代表的な約100種類の池に咲いているハスがみれるそうです。
蓮関連のオリジナルグッズも販売しているとの事。

先生のお勧めは持ってきてくださった大賀ハス。
これは7月には終わってしまうので、6月中に見て欲しいとのことです。
緑地美人というハスもすごく育ちが良くてこれから
売り出していこうという品種だそうです。
一般開放の際には樋口先生の姿を見かける事もあるかもしれません。


ぜひ皆さん、東大農場に足を運んでみてくださいね。

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タグ:食・農・森  東大農場 東大生態調和農学機構 樋口洋平