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「帯津良一の達者で生きる」2/11放送内容 細菌の日本の医療について

「帯津良一の達者で生きる」2/11放送内容 細菌の日本の医療について

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2/11の放送は、「最近の日本の医療について」

医者には哲学が大事として大阪大学は「医学哲学概論」の講座を作った。
1941年太平洋戦争が始まる少し前の頃。
先見の明があるとして一目置いている。

4人の共著である『思想としての「医学概論」』という著書のまとめ役であった
高草木光一氏から、帯津先生のところへ新たな著書が送られてきた。

帯津先生と高草木氏とは面識がないのだが、
帯津先生は講演や著書の中で『思想としての「医学概論」』をたびたび引用してきているので、そのことへのお礼状が添えてあった。

本の中では医療というものは
治しの西洋医学と
自然治癒力を高める癒しの代替医療その二つをしっかりと統合していく。

医療者と患者が一体となると効果が大きい。

今の医療者は戦略的に考える事が出来ない人が多い。

代替療法を科学的な根拠が乏しいと排斥する。
一方
科学的根拠が乏しいと排斥された代替療も自分の立場をわきまえ
謙虚な立場で直感を大事にした癒しの方法を日本の医療の中に浸透させて行ってくれればいいのが
これがなかなか出来ない。

自分の立場を忘れてしまう。
結局患者さんの為にならない。

お互いに相手の生きる悲しみをいたわり
寄り添いあう。

これが出来ればがん治療の成績なんて
それだけで上がって来る。

それが出来ていない。
戦略的な思想が必要となって来る。

西洋医学と代替医療をただ合わせればいいってものではない。。
戦略として高める。

中公新書『戦略的指向とは何か』岡崎久彦著。
外務省の人で帯津先生より年配。

すごいロングセラー。
改めて読むと
戦略とはこういうもの。

明治の日清戦争、太平洋戦争、その後の国際間の軋轢述べている。
戦略的思考を身につけなくてはならない。
医療も、医者、看護師も鍼灸師もみんな。
それで初めて医療が良くなる。

20年以上続いている癌コンベンションに
今年も出るのだが今回のテーマは
「医療における戦略的思考について」にする。

これからそういう時代になって行く。

詳しくは番組を聞いてみてくださいね。

2/11 9:15~ (再放送 2/14 9:15~)
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タグ:帯津良一