『食・農・森』(食べる・作る・育む)~東大生態調和農学機構から 18年9月11日 第38回のゲストは繁田亮さんです!
『食・農・森』(食べる・作る・育む)~東大生態調和農学機構から 第38回放送
田無駅から徒歩10分もかからないところに
30ヘクタール以上の耕地や森林が拡がる東大生態調和農学機構。
ここでは食料生産の効率化だけでなく、
地球環境を改善し私たち人類の生存を持続させるための
研究が行われています。
先端研究・教育の施設で、かつ一般開放もされているこの機構について、
現場の先生方や職員の皆さんが登場してお話をしてくださいます。
今回は、東京大学大学院情報理工学系研究科 電子情報学専攻 特任研究員 繁田亮さんにお越しいただき、お話を伺いました。
京都ご出身の繁田さん。
大学ご卒業までは京都に暮らし、大学院からは東京へ移られたそう。
卒業後は一般企業でソフトの設計、開発などのお仕事をされていましたが、その後あらためて研究の道へ進むため大学へ戻られます。
その後は、それまでのご経験も有効に活用し、ITと農業をかけ合わせ農業の未来を切り開くため日々研究をされているとのこと。
放送内では現在取り組まれている研究について詳しく伺っています。
これは繁田さんが取り組まれている研究のひとつである、土壌水分センサのいわばプロトタイプ。
この矢印の部分を土に挿し、土壌の湿度を計ることが出来ます。
繁田さんが持っていらっしゃるのは商品化されている現在のもの。
計測したデータを無線で飛ばし、インターネットを介し、離れたところにいても確認できるのだそう。
これを使い、ゆくゆくは自動で水やり、遠隔操作で水やりなどを可能にしたいと話してくださいました。
高齢化が進む中、農業の世界でも人出不足は問題となっています。
それもふまえ、省力化、また生産化の向上が期待できますね。
詳しい内容はポッドキャストでお聞きください☆